ロボット掃除機

ロボット掃除機が吸わない・ゴミが残る|原因と直す順番

※本サイトの記事にはアフィリエイト広告(PR)を含む場合があります


※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。

ロボット掃除機を走らせたのに、床にホコリや髪の毛が残っている。買ったころより吸わなくなった気がする。そんなとき、まず疑うのは故障ではありません。

先に答えを書きます。吸わない原因の多くは「ダスト容器の満杯」「フィルターの詰まり」「ブラシの絡まり」の3つです。ロボロックの取扱説明書も、吸引力が落ちたときの原因にこの3つを挙げています。ゴミが残る場所や残り方を見れば、どこを直せばいいかの見当がつきます。

この記事では、症状から原因を絞る順番と直し方をまとめました。最終確認日:2026-10-03。

先に結論:残り方で原因を絞る

最初に、ゴミがどう残っているかを確かめます。症状ごとの原因と直し方は次のとおりです。

症状考えられる原因直し方
部屋全体で吸いが弱いダスト容器の満杯・フィルターの詰まりゴミを捨て、フィルターを手入れする
吸ったはずのホコリが床に落ちているダスト容器の満杯・フィルターの詰まり同上
髪の毛や糸くずだけが残るメインブラシに毛が絡まっているブラシを外して毛を取る
ゴミを吸う前にはじき飛ばすサイドブラシの毛先の曲がり・すり減りサイドブラシを掃除・交換する
カーペットの上だけ残る吸引力の設定が弱いアプリで吸引力・カーペットの設定を見直す
角や壁ぎわだけ残る本体の形の限界角の掃除だけ手で補う
ドックに戻るとゴミが本体に残っている自動ゴミ収集ドックの紙パック満杯・詰まり紙パックを替え、吸引口を掃除する

上から順に確かめると、手間の少ない原因から消していけます。お手入れの前には、メーカーの指示どおり電源を切ってから作業します。

原因1:ダスト容器がいっぱい

部屋全体で吸いが弱いなら、最初にダスト容器を開けます。ダスト容器がいっぱいだと空気の通り道がふさがり、吸い込む力が落ちます。

ロボロック Q7 Max+の取扱説明書は、「吸引力が低下した・吸い込んだ埃が落ちる」ときの原因の1つ目に、ダスト容器の満杯を挙げています。走ったあとの床にホコリの小さなかたまりが落ちているなら、満杯のサインです。

直し方:使うたびに捨てる

ゴミは、走らせるたびに捨てるのが基本です。容器を水洗いできる機種は、洗ったあと完全に乾かしてから戻します。ルンバ i5+の取扱説明書も、容器が完全に乾いていることを確かめてから取り付けるよう書いています。

自動ゴミ収集ドックがある機種でも、本体の容器が空になっているとは限りません。ドックの紙パックがいっぱいだと、本体のゴミを吸い上げられないためです(原因6で説明します)。

原因2:フィルターが詰まっている

ダスト容器が空なのに吸わないなら、次はフィルターです。フィルターに細かいホコリがびっしり詰まると、吸い込む空気の量が減ります。

ルンバ i5+の取扱説明書では、フィルターのお手入れは週1回、ペットがいる家庭では週2回が目安です。交換の目安は約2か月ごとです。

洗っていいかは機種で逆になる

フィルターの手入れで間違えやすいのが、水洗いです。メーカーによって、洗っていい・いけないが逆になります。

  • ルンバ:取扱説明書とアイロボット公式ストアが「フィルターは水洗いできません」と記載。ゴミ箱の上ではたいてゴミを落とす
  • ロボロック Q7 Max+:取扱説明書で、エアフィルターを水ですすいでよいと記載。ブラシでこすらず、24時間以上を目安に完全に乾かしてから戻す

洗えないフィルターを洗うと、本来の働きが失われます。アイロボット公式ストアは、ロボットの故障の原因になるおそれがあるとしています。手元の機種の取扱説明書で、水洗いの可否を先に確かめます。

ロボット掃除機 | フィルターの手入れ

フィルターを洗っていいかはメーカーで違う

取扱説明書の記載をもとにした比較です

水洗い日常の手入れ交換の目安
ルンバ(i5+など) ダストカットフィルター × 洗えない ○ 週1回はたく(ペットは週2回) △ 約2か月ごと
ロボロック Q7 Max+ エアフィルター ○ すすいでよい △ 24時間以上乾かしてから戻す △ 必要に応じて交換
  • ※同じメーカーでも機種で手入れの方法が違うことがあります。手元の取扱説明書で確認してください

おうちをスマートに

はたいても吸わないなら交換する

はたいても表面の汚れが落ちないなら、交換の時期です。洗える機種でも、乾ききっていないフィルターは戻しません。ロボロックの説明書は、完全に乾かしてから戻すよう書いています。

原因3:メインブラシに髪の毛が絡まっている

髪の毛や糸くずだけが残るなら、本体の裏のメインブラシを見ます。毛が巻き付くと、ブラシが床のゴミをかき上げられなくなります。

お手入れの目安は、メーカーごとに次のとおりです(各社の取扱説明書)。

  • ルンバ i5+:ブラシの清掃は月1回、ペットがいる家庭は月2回。交換は12か月ごと
  • ロボロック Q7 Max+:メインブラシの掃除は2週間に1回。交換は6〜12か月ごと

直し方:外して両端まで見る

ブラシを本体から外し、絡まった毛を取ります。見落としやすいのは、ブラシの両端です。ロボロックの説明書は、ブラシの軸受けに絡んだ毛も取り除くよう書いています。

ロングヘアの家族やペットがいると、毛が絡む頻度は上がります。毛の絡みにくい機種の選び方は「髪の毛が絡まないロボット掃除機の選び方」にまとめています。

原因4:サイドブラシがゴミをはじき飛ばす

ロボット掃除機が近づいたとたんにゴミが飛んでいくなら、サイドブラシを見ます。サイドブラシは、壁ぎわや角のゴミを吸込口へかき寄せる部品です。

毛先が曲がったりすり減ったりすると、ゴミをうまく寄せられません。お手入れと交換の目安は次のとおりです(各社の取扱説明書)。

  • ルンバ i5+:エッジクリーニングブラシの清掃は月1回、ペットがいる家庭は月2回。交換は12か月ごと
  • ロボロック Q7 Max+:サイドブラシの掃除は月1回。交換は3〜6か月ごと

根元に毛が絡んでいると回転が鈍ります。ネジで留まっている機種は、外して根元まで掃除します。

原因5:カーペットの上だけ吸いが弱い

フローリングでは吸うのに、カーペットの上だけゴミが残るなら、アプリの設定を見ます。静かさを優先する弱いモードで走らせていると、毛足の奥のゴミまで吸いきれません。

ロボロック Q7 Max+のアプリには、吸引力の設定とカーペットモードの設定があります。静音モードで走らせているなら、まず吸引力を一段上げて、カーペットの取り残しが減るか確かめます。

毛足の長いラグは、取扱説明書で使用不可とされている機種もあります。ロボロック Q7 Max+の説明書は、毛足の長いカーペットでは使わないよう書いています。ラグとの付き合い方は「毛足の長いラグで絡まるロボット掃除機」で整理しています。

原因6:自動ゴミ収集ドックが吸い上げていない

ドックに戻ったあとも本体のダスト容器にゴミが残っているなら、ドック側を疑います。紙パックがいっぱいだったり、通り道が詰まったりすると、本体のゴミを吸い上げられません。

ルンバ i5+の取扱説明書では、ドックのランプでドックの状態が分かります。

  • 赤色に点灯:紙パックがいっぱい、または紙パックが付いていない
  • 赤色に点滅:排気の通り道に漏れや詰まりがある

赤色の点灯なら、紙パックを新しくします。点滅なら、容器のフタが閉まりきっているかを確かめます。そのうえで、本体裏の吸引口とドックのゴミの通り道から、詰まったゴミを取り除きます。

紙パックの費用も含めたドック付き機種の選び方は「ゴミ自動収集ロボット掃除機の選び方」にまとめています。

角や壁ぎわに残るのは仕組みの限界

部屋の角にだけゴミが残るのは、多くの場合、手入れ不足ではありません。丸い本体は、角の奥まで入れないためです。角のゴミはサイドブラシでかき出して吸う仕組みのため、どうしても取り残しが出ます。

角の取り残しが気になるなら、週1回だけハンディ掃除機で角をなでる運用が手軽です。サイドブラシの毛先が傷んでいると取り残しが増えるため、原因4もあわせて確かめます。

フィルターは「型番が合う純正品」を選ぶ

ルンバのフィルターを交換するなら、型番が合うものを選びます。アイロボット公式の「ダストカットフィルター(3個セット)品番4651374」は、公式ストアの価格が4,378円(税込・2026-10-03確認)です。

公式ストアの記載では、対応はiシリーズ・eシリーズ・jシリーズと、コンボ i5・j5シリーズです。コンボ j7+・j9+・10 Maxには対応していません。コンボのjシリーズなどを使っている人は、取扱説明書で専用の品番を確かめてから買います。

アイロボット ダストカットフィルター 3個セット 4651374 画像:楽天市場

楽天市場で買いたい人は、アイロボット公式の楽天市場店でも同じ品番を扱っています。

楽天のレビュー134件で分かった満足と不満

アイロボット公式 楽天市場店の「ダストカットフィルター(3個セット)4651374」のレビューを読み、内容を分類しました(取得日:2026-10-03)。

公開されている134件を全件読みました。楽天の公式集計では、星5が76件・星4が38件・星3が11件・星2が2件・星1が7件、平均は4.3です。星4以下の58件を不満の母集団として扱いました。

不満で多かったもの

星4以下の58件のうち、内容ごとの件数は次のとおりです。1件に複数の不満があれば、重複して数えています。

不満の内容件数
消耗品にしては価格が高い37件
すぐ詰まる・交換の間隔が短い9件
機種を間違えて買った・取り付けられなかった7件
洗って使い回せる仕様にしてほしい2件

価格に不満を書きつつ、純正を選んだ理由に「本体の故障が怖い」を挙げる声が目立ちました。互換品で本体が故障したため純正に戻した、という声もありました。互換品の安全性はこのレビューだけでは判断できないため、ここでは純正を選んだ人の理由として紹介するにとどめます。

すぐ詰まるという声には、4〜5回の掃除で目詰まりするという内容がありました。猫がいるので目安より早く替えている、という声もあります。ペットがいる家庭は、公式の目安より手入れの回数が増えると考えておきます。

機種の買い間違いは7件ありました。多くはルンバ コンボの利用者で、コンボ用の別の品番と取り違えています。品番と対応機種を、注文前に必ず確かめます。

満足の声

満足の声で目立ったのは、交換したあとの変化です。交換後に吸い込みやゴミの取れる量が戻ったという声が4件ありました。

フィルターが詰まっていると自動ゴミ収集もうまくいかない、という声もありました。原因2と原因6は、つながっていることがあります。

よくある質問

フィルターを替えても吸わない

ダスト容器・ブラシ・サイドブラシを順に確かめます。それでも吸わない場合は、本体の裏の吸引口に大きなゴミが詰まっていないか見ます。ここまで確かめても直らなければ、メーカーのサポートに相談します。

何年使うと吸わなくなる

使った年数だけで吸わなくなるとは限りません。消耗品を替えても直らない、バッテリーがすぐ切れるといった症状が重なったら、買い替えを考える時期です。見分け方は「ロボット掃除機(ルンバ等)の買い替え時期」にまとめています。

アプリの消耗品の表示はあてになる

ロボロック Q7 Max+のアプリには、消耗品の交換目安の表示があります。表示は目安として使い、実物の汚れと吸い込み具合を見て判断します。ペットがいる家庭は、表示より早く汚れることがあります。

掃除のたびにフィルターをはたくのは面倒

ルンバの取扱説明書の目安は週1回で、毎回ではありません。ダスト容器のゴミ捨てのついでに、週に1回だけはたく習慣にすると続けやすくなります。

こんな人はこの順番で確かめる

ペットがいる・ロングヘアの家族がいる人

  • フィルターとブラシの手入れを、公式の目安の2倍の回数にする
  • 毛が残るなら、最初にメインブラシを見る

自動ゴミ収集ドックを使っている人

  • ドックのランプと紙パックを先に確かめる
  • 本体のフィルターも、ドック任せにせず週1回はたく

メーカーのサポートに相談したほうがいい人

  • 消耗品をすべて替えても吸いが戻らない人
  • 動作中に異音がする・焦げたにおいがする人

まとめ:ゴミの残り方を見てから直す

ロボット掃除機が吸わないときは、ダスト容器・フィルター・ブラシの順に確かめます。部屋全体で吸いが弱いならダスト容器とフィルター、髪の毛だけ残るならメインブラシが原因の候補です。

フィルターは、洗っていいかが機種で逆になります。ルンバは洗わずにはたき、約2か月ごとに替えます。交換するときは、品番と対応機種を確かめてから注文してください。

※本記事の価格・仕様は執筆時点のものです。最新の価格・対応状況は各販売ページ・メーカー公式でご確認ください。

あわせて読みたい

参考にした情報

  • アイロボット「ロボット掃除機 ルンバ i5+ 取扱説明書」、アイロボット公式ストア「ダストカットフィルター(3個セット)4651374」(確認日:2026-10-03)
  • Roborock「Roborock Q7 Max+ ロボット掃除機 取扱説明書」(確認日:2026-10-03)